リクルート住まいカンパニーは2日、関東圏居住者を対象にした平成27年版の「住みたい街ランキング」を発表した。1位は吉祥寺で、調査開始以来4年連続のトップとなった。利便性の良さや再開発の進行などが評価され、目黒が昨年の11位から4位に、武蔵小杉が9位から5位へと、それぞれ前年より大幅に順位を上げた。
1位の吉祥寺は都心へのアクセスの良さや店舗の豊富さなどが評価され、独身、DINKS(共働きで子供を持たない夫婦)、ファミリーの全カテゴリーで首位だった。
4位の目黒は大規模マンションや超高層オフィスビルの建設など駅前再開発が進み、飲食店やショップなども充実していることが評価。5位の武蔵小杉はJR、東急の複数の路線が乗り入れる利便性の良さに加え、大型商業施設がオープンするなど、引き続き発展が期待されている。
このほか、10位の鎌倉、16位の大宮、18位の三軒茶屋なども昨年より大きく順位を上げた。