生活習慣改善を
初期なら、生活習慣の改善などで進行を遅らせることができる。日常生活では股関節に負担のかかる動作を避けることが重要だ。柳本部長は「症状が進んでも気にせずに、肥満を放置したり、生活習慣の改善を行わなかったりすると、悪化のスピードが速くなる。まずは痛みの原因となる要素を減らして」とアドバイスする。
痛みによる股関節周辺の筋肉のこわばりはストレッチで改善できる。また、関節を支え、保護する役割を持つ筋肉を鍛えるのは有効だ。長期的に股関節の負担を減らすことにつながるからだ。「お勧めは水中トレーニング。浮力により股関節への体重の負担が減った状態でできる。水への抵抗運動で高いトレーニング効果が得られる」
外科手術も進歩
症状が進行すると、痛みが強くなり、歩行困難になることもある。薬物療法は痛みを軽減できるが、一時的な効果で、根本的な治療ではないという。