同社は、イオングループやドラッグストアのツルハホールディングスなどとサービスを開始。スーパーのイオンやマックスバリュ、ツルハドラッグなど全国3300店が導入している。利用するには、スマホでアプリをダウンロードし、イオンの電子マネー「ワオン」やツルハドラッグの会員カードの番号などを登録。アプリで事前に買いたい店とクーポンの対象商品を選んで送信。店舗で購入する際にワオンで決済したり、会員カードを提示したりすると、ポイントが付与される。インターネットのサイトからも利用できる。
「紙のクーポン券は持ち歩きが面倒で、見せるのが恥ずかしいという人もいる」と同社広報の服部彩子さん。カタリナを利用することで、わざわざレジでクーポンを見せなくてもポイントがもらえるのがメリットの一つだという。
利用状況は同社のデータ拠点で管理。利用動向が詳細に把握できることで、消費者のニーズにあったクーポンを提供でき、来店を促す効果が期待できる。