「G2」休刊、岐路に立つノンフィクション ネットとの相性に課題 (3/4ページ)

2015.7.12 07:09

最終号となった「G2」19号(右)とそれ以前の号。米誌「ニューヨーカー」をイメージし、表紙から文字を消した

最終号となった「G2」19号(右)とそれ以前の号。米誌「ニューヨーカー」をイメージし、表紙から文字を消した【拡大】

  • 「事実をきちんと伝えることの意義は薄れていない」と語る安田浩一さん

 業界に問題提起

 「冬の時代」と言われて久しいノンフィクション。その新たな可能性を探る動きもある。

 青木さんは「G2」最終号で、デザインも含めて従来の誌面を一新。巻頭には佐藤慶一さんによる寄稿「ノンフィクションを読まない24歳web編集者がノンフィクション・メディアの未来について考えてみた」を掲載し、業界全体に問題提起をした。

 ウェブメディア編集者の佐藤さんはノンフィクション誌を「人通りのないところに構えた高級レストラン」と表現。「これまでのノンフィクション誌は読者との接点づくりという視点が欠けていたのではないか。今はコンテンツそのものより、それに付随するコミュニケーションやコミュニティーに価値を感じる人が多い。そこに再生のヒントがある」と話す。

『ジャーナリズムとは何か』という原点に立ち戻る必要がある

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