ドバイの新しい公共交通機関として、昨年11月11日に開通した「ドバイ・トラム」。路面電車としては世界で初めて「地中電力供給システム」を採用したそうで、3段階で順次開通する計画のうち、現在は第一段階にあたる全長10.6キロ・11駅を走行している。
「パーム・モノレール」(7月5日掲載記事)と同じくドバイ道路交通局(RTA)が管理しているが、日立が走っていたモノレールと違ってこちらはフランスのアルストム。ちょっと残念だ。モノレールの「パーム・ゲートウェイ」駅が、トラムの「パーム・ジュメイラ」駅と接続することになっていて、エアコンの効いたコンコースも完成しつつあるが、いまのところ駐車場を抜けたりしながら、わりと歩かなくてはならない。ドバイ・メトロとは、「ドバイ・マリーナ」駅と「ジュメイラ・レイクス・タワーズ」駅で接続している。