【用語解説】NISA(ニーサ)
上場株や投資信託などで得た利益には通常20%の税金がかかる(平成49年までは復興特別所得税も加えた20.315%)が、これを非課税とする税制上の措置。個人投資家を増やす狙いで昨年1月に始まった。銀行や証券会社などに取引口座となるNISA口座を作って投資すると、口座を開設した年から5年間は売却益や分配金が非課税になる。新規投資額の上限は毎年100万円。平成35年まで投資可能。利用には、20歳以上の日本在住者等▽本人の資金を本人が運用する▽1人1口座▽金融機関は変更できるが、変えた場合は以前の金融機関で株などを買い付けることはできない-などの条件がある。来年1月からは、年間投資上限額が20万円増額されて120万円に。