盆踊りは騒音?「うるさい」と苦情 イヤホン使い“無音”で開催する地域も (2/4ページ)

2015.8.22 17:06

「無音盆踊り」では内側と外側の輪で異なる曲をイヤホンで聴きながら踊る=9日、愛知県東海市(ザ・おおた・ジャンプフェスティバル実行委員会提供)

「無音盆踊り」では内側と外側の輪で異なる曲をイヤホンで聴きながら踊る=9日、愛知県東海市(ザ・おおた・ジャンプフェスティバル実行委員会提供)【拡大】

  • 音が漏れないよう体育館の窓を閉め、蒸し風呂状態で阿波踊りを練習する「ひょっとこ連」のメンバー=7月30日、東京都杉並区

 踊りの輪の内側と外側で異なる音楽に乗って踊れるのも、無音ならでは。今年は、盆踊りの定番「炭坑節」とアニメソング「おどるポンポコリン」を別々の周波数で流した。子供も大人も同時に楽しめ、幅広い世代の参加につながっているようだ。「周波数を合わせれば、会場から離れて『1人盆踊り』もできる。無音盆踊りの可能性は無限にある」と森岡さん。

 初回は踊り手が40~50人程度しかいなかったが、輪に入って踊る人が年々増加し、今月8、9両日に行われた無音盆踊りでは延べ400人が踊った。「風情がない」「不思議な感じ」と違和感を覚える人がいる一方、「ヘッドホンを使えば周囲のざわめきが聞こえず、踊りに没頭できる」との高評価も聞かれる。

 薄れる共同体意識

 騒音対策が必要となった背景には、苦情を言う住民の全国的な増加がある。全国から観光客が集まる盆踊り「阿波おどり」で知られる徳島県では3、4年前から、河川敷や公園で行われる練習の音に対し「うるさい」「何とかして」との苦情が県庁などに寄せられている。県の担当者は「住民の意識が変わったのかもしれない」と首をかしげる。

「東京高円寺阿波おどり」の練習場所はライブハウス!

産経デジタルサービス

産経アプリスタ

アプリやスマホの情報・レビューが満載。オススメアプリやiPhone・Androidの使いこなし術も楽しめます。

産経オンライン英会話

90%以上の受講生が継続。ISO認証取得で安心品質のマンツーマン英会話が毎日受講できて月5980円!《体験2回無料》

サイクリスト

ツール・ド・フランスから自転車通勤、ロードバイク試乗記まで、サイクリングのあらゆる楽しみを届けます。

ソナエ

自分らしく人生を仕上げる終活情報を提供。お墓のご相談には「産経ソナエ終活センター」が親身に対応します。