浮気や不倫…離婚の値段 ネット上の相場はまったくのデタラメだった?! (8/9ページ)

2015.10.11 17:08

 家庭裁判所で行われる調停では、調停委員を間に立てて夫婦が別々に話をするので角を突き合わせることなく、落ち着いてお互いの主張を繰り広げることができる。

 「それでもまとまらなければ裁判です。裁判は調停と違って必ず結果が出ますし、相場から大きくかけ離れた結果になることもありません。相手から法外な要求をされたり、慰謝料を争ったりする場合は、裁判に訴えるのが正解です」(澁川氏)

 弁護士費用:着手金+報奨金で60万~100万円

 ▽経済的利益には成功報酬が発生

 裁判にかかる弁護士費用の内訳は図の通り。弁護士報酬は裁判の前後に分けて、着手金、報奨金として支払う。成功報酬は、裁判で得られた経済利益から一定の割合(8~10%)を支払うもの。例えば、300万円請求された慰謝料を200万円にできた場合の経済利益は100万円。成功報酬は8万~10万円となる。弁護士費用は幅があるので契約時にしっかり確認しておこう。

 調停や裁判では、自分が「損」をせず、より有利な条件で離婚できるように、証拠材料をそろえて臨むべきだと澁川氏は言う。

『不貞行為』の証拠や、怪我や家財道具の損壊、診断書といったDVの証拠など…

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