「偏差値が高いだけの医師」はなぜ危険なのか 医学部ブームの裏側 (6/6ページ)

2015.11.14 17:10

順天堂大学病院副院長・心臓血管外科教授天野 篤

順天堂大学病院副院長・心臓血管外科教授天野 篤【拡大】

 経済界では、災害や諸外国からの影響を受け、自分の努力だけではどうにもならないことも起きます。しかし、医療の世界は、そういった外界の影響をあまり受けずに相当予測した状況で動ける利点があります。

 将来の人口動態を踏まえて、きちんとした将来ビジョンのもとに医療者が動くようになれば、もっと医療もよいものになるのではないでしょうか。特に、医師は自分ひとりの力で医師になれたわけではなく、国立大学はもちろん、私立大学でも国からかなりの助成を受け税金を使って育てられています。

 最低でも20年、私の場合は40年かけて、その恩恵を社会に還元しなければならないと考えています。

 天野 篤(あまの・あつし)

 順天堂大学病院副院長・心臓血管外科教授

 1955年埼玉県生まれ。83年日本大学医学部卒業。新東京病院心臓血管外科部長、昭和大学横浜市北部病院循環器センター長・教授などを経て、2002年より現職。冠動脈オフポンプ・バイパス手術の第一人者であり、12年2月、天皇陛下の心臓手術を執刀。著書に『最新よくわかる心臓病』(誠文堂新光社)、『一途一心、命をつなぐ』(飛鳥新社)、『熱く生きる 赤本 覚悟を持て編』『熱く生きる 青本 道を究めろ編』(セブン&アイ出版)など。</span>

 (順天堂大学病院副院長・心臓血管外科教授 天野篤 構成=福島安紀 撮影=的野弘路)(PRESIDENT Online)

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