「もう５０代」「まだ５０代」気持ち次第で肌年齢に７．１歳の差 (2/2ページ)

　フェイスマスク研究所は肌年齢の調査を受ける女性たちの様子を収めた動画を公式サイト「ルルルン」で公開。実年齢より結果が老けていた「もう５０代」と思っていた女性たちは「気持ちだけでこんなに違うってことですか…。まずいですね」「考え方を変えようと思います」と反省している様子だった。動画のＵＲＬは、http://lululun.com/labo/precious/

　エイジングケアについて研究している京都府立医科大特任教授で東京医科歯科大非常勤講師の宇山恵子氏は「最新の研究でも心が若さと美しさに影響することは明らか。それを改めて示した調査といえる」とし、「『もう５０代…』という悲観的な気持ちが自分を攻撃し、細胞や見ための老化につながる」と指摘。「肌と前向きに向き合うことが、若さと美しさをサポートする」とアドバイスした。

　また、調査では肌年齢を調べた３０人にスキンケアへの熱意を尋ねたが、スキンケアにかける金額は平均で月１万２２９２円、使っている商品数は７.１個だった。肌年齢との関係性をみると、実年齢より若い人でも老けている人でも金額はほぼ月２万円以内に収まり、使っている商品数は平均以上でも平均以下でも肌年齢に大きな差は出なかった。同研究所は「スキンケアにかけるお金も、使うスキンケア商品の数も、肌年齢にあまり影響しないという驚きの傾向が明らかになった」としている。