韓国人の男性(21)は「あっちだこっちだと議論になって、彼女たちが怒って困っていた」と苦笑い。記者が目的地まで付き添って案内すると、男性は「この複雑なつくりは技術力のある日本らしい。それにしても日本人はよくこんな地下街をスムーズに移動できるね」と驚いていた。
梅田は大阪観光の玄関口だけあって大勢の観光客が訪れるが、初めて来た観光客にとって複雑な構造の地下街は非常に難解だ。特に、この韓国人グループのような外国人は日本語にも不慣れなため、地下街で道に迷う姿が目立っている。
地下案内花盛り
梅田周辺では、地下街で“迷子”になる外国人観光客を手助けする活動が広がっている。
地元の商店街組合などで構成するキタ歓楽街環境浄化推進協議会が平成25年から実施する「梅田まち案内エスコート」。道に迷っている観光客らに声を掛け、目的地まで案内する取り組みだ。