□『ソーシャルイノベーション最前線01 震災復興に挑む、キリンの現場力。』ソーシャルイノベーション研究会・著
■“明日の水産業”実現への変革
東日本大震災で壊滅的な打撃を受けた三陸各地の水産業復興へ向け、漁業者、地元企業家、キリン、日本財団が一致団結して取り組んだ「復興応援 キリン絆プロジェクト」を追った。
より良い社会のために生み出される新しい仕組みと、それによって変化する世界を調査、研究するグループ「ソーシャルイノベーション研究会」による「ソーシャルイノベーション最前線」シリーズの第1弾となる。
低収益、後継者不足に震災が追い打ちをかけた三陸で、消費者と直結する“明日の水産業”をつくろうと奮闘する取り組みが、いかにピンチをチャンスへと変えていったのか。当事者らの声を丹念に聞きつつ、企業や行政などさまざまな主体が協働して変革を実現する姿に迫った。
巻末にはシリーズ第1巻刊行を記念し、キリンホールディングスの磯崎功典社長、日本財団の笹川陽平会長、クリエーティブディレクターの佐藤可士和氏らによる、企業がソーシャルイノベーションに果たす役割についての対談も収録。
ソーシャルイノベーションを起こすためのヒントとなる一冊だ。(日経BPコンサルティング、1080円)