自分の長所や短所は、他人という鏡に映って初めてわかる。面と向かって「君はこうだ」と言ってくれる場合もあるし、ちょっとした言葉、しぐさ、表情に、自分の姿が反映されることもある。
問題は、せっかくのシグナルを見落としていることも多いということだ。
例えば、物事を積極的にやり、さまざまなことで成功しているのはいいのだけれども、半面、自慢話が多いという人がいる。自分がいかに素晴らしいか、という話を少し控えれば、さらに良い人になるのに、もったいない。
そのようなケースでは、周囲の人はたいてい、「おまえ、自慢話が多いよ!」というシグナルを出している。言葉に出さないまでも、表情や、反応で、それが感じられる。