サンスポSMAP報道2016年1月18日付け東京サンケイスポーツ1面紙面複写【拡大】
また、石破茂地方創生担当相(58)は15日に「(存続を)願っている」と話すなど、世論の波は確実にSMAP存続に向けた動きへと広がった。ジャニーズ事務所内でも、この盛り上がりは無視できないという声が出ていた。
さらに、キーマンだったのが木村だ。騒動勃発後、ジャニー喜多川社長(84)とメリー氏に直接電話をかけて関係修復に乗り出していたことも分裂回避への決め手となったようだ。
デビュー25周年の節目に起きた騒動も一件落着へ。あの5人が、国民的グループが、ファンのもとへ帰ってくる。
■騒動の発端
昨年1月発売の「週刊文春」にメリー喜多川副社長のインタビュー記事が掲載。メリー氏の娘でTOKIOや嵐らを手掛ける藤島ジュリー景子副社長と、SMAPを国民的グループに育て上げKis-My-Ft2らも担当する女性チーフマネジャー、Iさんとの間に「派閥争いがある」と聞いたメリー氏が激高。「派閥などない。次期社長はジュリー。事務所から出て行ってもらう」とIさんを叱責したと報じられる。これを機に、昨夏からIさんはSMAPを連れて独立を計画したが、メンバーのうち木村拓哉は事務所残留を決断。メンバー間で残留派と独立派の“1対4”の構図になっていた。