まだまだ増える?
大阪を訪れる中国人ら外国人観光客は増え続けているが、円安や関西国際空港への格安航空会社(LCC)の増便なども後押しし、今年の春節はさらなる増加も見込まれる。
大阪観光局によると、大阪府を訪れた外国人観光客は平成23年の約158万人から増加を続け、27年は、過去最多だった前年の約376万人の倍近い約716万人(速報値)を記録。そのうち中国からの観光客は前年比2・7倍の約272万人だった。
円安に加え、LCCの増便で、上海や北京などの大都市だけでなく、武漢や蘇州などからの来日も増加。観光局は「中国は年間1億人が海外旅行をするといわれるが、来日は約500万人でまだ伸びしろがある」としている。