安心感
オリックス不動産は平成15年から、高齢者施設や商業施設、託児施設などを併設した複合マンションを開発している。住まいを提供するだけでなく、生活の満足度を上げる狙いだ。
全国で開発した複合マンションは好評という。施設に高齢の親世帯、マンションに子供世帯が入居するケースもあり、「高齢の両親と同じ建物に住めるのは安心」などの声が寄せられているという。
「なかもず」も、学生の保護者から「一人暮らしは心配だが、大人が近くにいる環境は安心できる」などと支持されており、有料老人ホームでアルバイトする学生もいる。
近年、集合住宅の入居対象者をあえて幅広い世代に設定する開発手法が注目を集めている。集合住宅は同じような所得水準、世代の人が集まる傾向にあり、住民の高齢化と建物の老朽化が同時に進んでしまうのが課題だった。そのため多世代に住んでもらうことを目指している。