これまでにない短期決戦となる今回の就職戦線。すでに昨秋から企業のインターンシップに参加するなど準備の早い学生がいる一方で、スケジュール感覚がつかめず、ようやく本格的に動き出した学生も多いなど二極化している。
「2月に入ってから焦っている学生が多い。昨年の内定状況がよかったので楽に構えすぎているところがある」
明治大学就職キャリア支援センターは、昨年同様に売り手市場が続いている影響で、動きが遅い学生が多いことを指摘する。
一方、多くの企業は秋から2月ごろにかけ、職業体験などのインターンシップを実施。「敏感に反応している学生は参加している。実施企業は年々増え、その5割以上は一部を採用に結び付けている」(同センター)と内幕を説明する。
昨秋から就活を始めたという明大3年の男子学生(21)は「初めてのスケジュールなので不安。(繰り返される日程変更に)振り回されている」と不満げだ。宮崎公立大(宮崎市)3年の女子学生(22)は「スケジュールが違うので先輩のアドバイスも参考にできない。人生のこれからを3カ月間で見極めるというのは短い」と語った。