また、クラブツーリズムは16コースと、前回のうるう年である平成24年より商品のバリエーションを倍増し、関西出発のコースを新設した。今年3月の予約人数は2月23日時点で4年前の4割増だ。同社広報担当者の青木之(ゆき)さんは「前回のうるう年や通年に一度お遍路をしたリピーター客が多く、春や秋の需要増が見込めそう」と手ごたえを感じている。
一方、四国の地元ホテルでは春の需要期を控え、宿泊予約が入り始めている。
大和ハウスグループのダイワロイネットホテル高松(香川県高松市)は昨年10月頃から段階的に宿泊プランを投入。3月には予約が入り始めた。
巡礼衣装のオリジナル白衣を付けたプランは80着分がほぼ完売で、今年の年間客室稼働率は昨年の3~4ポイント増で9割超を見込む。