足を清潔に保つのはもちろんだが、ナイロンタオルや軽石でゴシゴシこすって洗うこともしない方がいい。小さな傷が付いてしまうためだ。「足に白癬菌がいても、湿度90%の環境で24時間以上皮膚に付いていないと感染しません。ですが、足に傷があると12時間ほどでも感染してしまいます」と説明。せっけんを泡立て、手でなでるように優しく洗うことを勧める。
爪白癬は長期戦
足の爪に水虫ができる爪白癬は、従来は飲み薬しか治療法がなかったが、平成26年に塗り薬の「クレナフィン」が発売された。1日1回、爪に塗る。塗り薬なので全身性の副作用が起きる危険性が低いというメリットがある。2種類目の爪白癬の塗り薬「ルコナック」も今春発売される。
ただ、足の爪はすっかり生え替わるのに1年以上かかるので、長期間にわたる治療が必要だ。
水虫は治っても再感染することは多い。渡辺教授は「水虫が完治しても、同居している家族が感染したままだと、またうつってしまうことがあります。水虫の治療をするのであれば、家族全員で同時期に行うといいでしょう」と話している。