カルビーも月例賃金を正社員で平均1%(3200円)引き上げるのに対し、雇用期間に定めのある契約社員は同2%の引き上げと手厚くする。同社の正社員のベアは2年連続だが、契約社員は3年連続のベアで、「従業員の半数を占める契約社員を含め、全体のモチベーションを高める狙い」(同社幹部)という。
外食や小売りなどのサービス産業などでは、人手不足問題が深刻になっており、人材確保策として賃上げを余儀なくされている側面もあるようだ。
非正規従業員は、国内の雇用者の4割近くに達し、賃金引き上げは低迷する消費の喚起効果が期待できる。それだけに、非正規従業員の持続的な賃上げが可能となるよう、各社とも生産性の向上などが課題となる。(平尾孝)