「ヘルパンギーナ」本格的流行始まる 重症化防止へ早期受診必要 (3/4ページ)

2016.7.10 07:15


【拡大】

 3歳と1歳の娘が感染した公務員の女性(29)=東京都板橋区=は「口の中に水疱ができ、痛がってごはんを食べるのを嫌がり、ゼリーくらいしか食べられなくなった。栄養を十分に取れているのかと不安になった」と話す。

 東京慈恵医大病院小児科の浦島充佳教授(小児科)は「乳幼児が感染すると飲食を嫌がるため、脱水症状を引き起こすなど重症化しやすいので、経口補水液などを使うことになる」と指摘する。効果的な治療法もないため、「子供の異常に気づいた場合は、早期に医療機関を受診して、高熱や脱水症状に対する治療を受けることを心がけてほしい」と注意を促している。

 ■プール熱と手足口病も拡大「大人も注意」

 ヘルパンギーナと合わせて「3大夏かぜ」と呼ばれ、乳幼児に流行しやすいプール熱(咽頭結膜熱)と手足口病にも注意が必要だ。今季は、いずれも大人が感染するケースも目立っている。

今夏は大人の感染が目立つという

産経デジタルサービス

IGN JAPAN

世界最大級のビデオゲームメディア「IGN」の日本版がついに登場!もっとゲームを楽しめる情報をお届けします。

産経オンライン英会話

90%以上の受講生が継続。ISO認証取得で安心品質のマンツーマン英会話が毎日受講できて月5980円!《体験2回無料》

サイクリスト

ツール・ド・フランスから自転車通勤、ロードバイク試乗記まで、サイクリングのあらゆる楽しみを届けます。

ソナエ

自分らしく人生を仕上げる終活情報を提供。お墓のご相談には「産経ソナエ終活センター」が親身に対応します。