漫画は“9番目の芸術”である 世界一のルーヴル美術館も認める高い価値 (1/4ページ)

2016.7.10 07:26

フランスのバンド・デシネと日本の漫画がルーヴル美術館の名の下に集う「ルーヴルNo.9~漫画、9番目の芸術~」
フランスのバンド・デシネと日本の漫画がルーヴル美術館の名の下に集う「ルーヴルNo.9~漫画、9番目の芸術~」【拡大】

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  • 二コラ・ド・クレシー/『氷河期』(C)Futuropolis Musee du Louvre editions 2005
  • 「京まふ」会見には京都市長の門川大作氏(左から3人目)も来場して京都をPR

 ストーリーの面白さやキャラクターのかっこうよさを楽しむエンターテインメントであると同時に、高度な作画技術や表現技法を駆使して生み出された芸術として、漫画を捉える考え方が定着して来ている。世界一の美術館として名高いフランスのルーヴル美術館でも、漫画を絵画や彫刻、映画といった列に並ぶ“9番目の芸術”と認識。7月22日から東京・六本木の森アーツセンターギャラリーで、ルーヴル美術館特別展「ルーヴルNo.9 ~漫画、9番目の芸術~」を開いて、フランスと日本の漫画家たち16人の作品を紹介する。ほかにも今夏から秋にかけて漫画やアニメーション関係の展示会が各地で開催。読んだり見たりする漫画やアニメーションの楽しみ方に“体験”というものを加えている。

 「フランスのバンド・デシネと日本の漫画というお互いの視点を、改めて交差させることが可能になる展覧会だと確信している」。4月に行われた「ルーヴルNo.9 ~漫画、9番目の芸術~」の開催発表会で、駐日フランス大使のティエリー・ダナ氏は展覧会が持つ意義をこう語った。

 ここで挙げられたバンド・デシネ(BD)とは、主にフランスやベルギーで発達した漫画のことで、デッサン力に優れた緻密な絵と、風刺性も備えた奥深いストーリーを持っている。代表的な作者のジャン・ジロー氏(メビウス)は、「千と千尋の神隠し」の宮崎駿監督や「AKIRA」の大友克洋氏らに影響を与え、日本の漫画やアニメーションに新しい風を吹き込んだ。

「ジョジョの奇妙な冒険」で知られる荒木飛呂彦氏の…

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