漫画は“9番目の芸術”である 世界一のルーヴル美術館も認める高い価値 (4/4ページ)

2016.7.10 07:26

フランスのバンド・デシネと日本の漫画がルーヴル美術館の名の下に集う「ルーヴルNo.9~漫画、9番目の芸術~」
フランスのバンド・デシネと日本の漫画がルーヴル美術館の名の下に集う「ルーヴルNo.9~漫画、9番目の芸術~」【拡大】

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  • 二コラ・ド・クレシー/『氷河期』(C)Futuropolis Musee du Louvre editions 2005
  • 「京まふ」会見には京都市長の門川大作氏(左から3人目)も来場して京都をPR

 ふだんは東京にいる出版社の漫画編集者たちが京都を訪れ、持ち込まれる原稿を見てアドバイスをする企画も行う予定。ネット時代で誰でも自由に作品をネット上に発表できるようになっているが、プロの編集者に直接原稿を見てもらえる機会はやはり貴重。「京まふ」ではこうした試みを通して、地域のハンディなく優れた漫画作品や漫画家を送り出し、日本の漫画文化、アニメーション文化を発展させようとしている。

 漫画に関する展覧会では、川崎市中原区にある川崎市市民ミュージアムが、7月23日から9月25日まで「『描く!』マンガ展 ~名作を生む画技に迫る-描線・コマ・キャラ~」を開催。ストーリーやキャラクターで注目されがちな漫画の作画技術や表現技法にスポットを当て、漫画家たちによってそれぞれ違う描線や、独特のコマ割りが持つ効果などを解説していく。

 出展される漫画家は、赤塚不二夫氏や石ノ森章太郎氏、手●(=塚のノ二本に「、」を重ねる)治虫氏といった往年の人気漫画家から、「よつばと!」のあずまきよひこ氏、「ドリフターズ」が近くアニメーション化される平野耕太氏ら現在活躍中の漫画家まで実に多彩。会期中には漫画家や評論家によるトークイベント、コマ割りについて学んだ上で実際に漫画を描いてみるワークショップなどが開かれる予定で、こうした展示や企画を通して、漫画に込められた作画技術の凄さに関する理解が深まりそうだ。

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