
「BLEACH」に「ハイキュー!!」に「テニスの王子様」に「こち亀」。数々の2.5次元ミュージカルが上演されている【拡大】
この認知度は、海外で2.5次ものの舞台が受け入れられる上で「大きなファクターになる」と松田氏。「海外に漫画やアニメ、ゲームが入っていって認知されている。観客はある程度の設定や物語を分かって見ている」。だから強いというわけだ。
それを証明するように、近年、「美少女戦士セーラームーン」「テニスの王子様」「NARUTO-ナルト-」「黒執事」といった作品の2.5次元舞台が、上海やマレーシア、シンガポールといった地域で相次ぎ上演され、大勢の観客を集めている。韓国では、現地のキャストによる「デスノート」のミュージカルが上演され、高い歌唱力で観客を魅了した。漫画やアニメーションに続き、世界で活躍する“日本発”のエンターテインメントとして、2.5次元ミュージカルは大きな可能性を持っている。
インバウンドという面でも、日本へ舞台を見に来る観光客の増加が期待さるという。日本2.5次元ミュージカル協会では、東京・渋谷のNHK前に「アイア2.5シアタートーキョー」という専用劇場を持ち、2.5次元ものの舞台を連続して上演している。「海外の人が日本に来た時、どこでやっているかを調べなくてもいい」。劇場ではスマートグラスを用意して、かけた人が望む言語の字幕を、好みのサイズで表示できるようにしている。