
「多賀SLパーク」の跡地に放置されているSL=滋賀県多賀町【拡大】
だが、30年以上野ざらしとなっていることで車体はさびだらけ。落書きもされている。また、車体の番号を表す「D511149」と書かれたプレート4枚のうち、残っているのは1枚のみ。3枚は盗まれた可能性が高いという。
同町などは昨年から、SLを修復して町づくりに活用する方法を検討。だが、具体的な活用方法は決まっておらず、実行委の中川信子さんは「このままだと処分される可能性もある」と話す。SLを知ってもらい、活用方法について広く意見を集めようと、イベントを企画した。
当日は鉄道ジャーナリストの池口英司さん、奈良市の元興寺文化財研究所副所長でSLファンでもある狭川真一さんらが、SLの魅力を語る。
また、同車両の現役時代の写真や、同パークの営業時を記録した写真などの展示会も行う。中川さんは「専門家にみてもらったところ、修復すれば走行できる可能性があることも分かった。イベントを通じてさまざまな意見を聴きたい」と話している。
展示会での写真の募集も行っている。イベント内容などの問い合わせは中川さん((電)090・8791・4470)。