
「台ワンダフル」でパワフルなライブを披露する台湾で注目の若手バンド「大象體操(ElephantGym)」=8月19日、東京都渋谷区(長谷川周人撮影)【拡大】
オープンに先立って行われた記者会見には、今年6月に台北駐日経済文化代表処(大使館に相当)の代表に就任した謝長延氏や立法委員として来日した林氏が出席。謝氏は日本語で「こうしたイベントを通じて台日関係、文化交流がいっそう深まることを期待している」とあいさつした。
3回目となった今回のテーマは「日台交友」だったが、林氏は「イベントを通じて日台の音楽、文化交流をさらに深めたい。同時に今、日台の民間交流はますます良くなっており、日台の政府関係もこうした民間交流があってこそ良くなっていく。今後も民意が前を歩いていく形で日台関係を牽引したい」と話した。 また今年は、今回出演した「Fire EX.(滅火器)」など複数の台湾アーティストが日本デビューを果たしており、「台ワンダフル」の“効果”にも手応えを感じているという。
主催者側によると、昨年の「台ワンダフル」には約900人が訪れ、今回も同規模の来場があった模様。イベントは来年以降も開催される予定。