
朝食とは思えないオリジナルメニュー「水と大地の贈り物」【拡大】
“朝食”ながら越乃Shu*Kuraオリジナルラベルの大吟醸酒のミニボトルまでつき、巾着つきのロゴ入りおちょこ(持ち帰り可)も用意され、このおちょこで蔵元の酒を試飲することもできる。
アルコールが苦手な乗客には、地元の「雪下にんじんジュース」と「レルヒさんサイダー」が用意されるが、さすが酒呑み列車、この日ノンアルコールを選んだのは、オーストラリアのシドニーから来た女性ただひとり。日本に新婚旅行に来ていて、奥様が妊娠中にも関わらず、大の日本酒党のご主人が「どうしても乗りたい」と、乗車を強行したそうだ。
「こんなお父さんだもの、生まれてくる子は男でも女でもきっと酒呑みね」。いっそ“サケ”と名付けようかしら。彼女はそう言って肩をすくめた。
■江藤詩文(えとう・しふみ) 旅のあるライフスタイルを愛するフリーライター。スローな時間の流れを楽しむ鉄道、その土地の風土や人に育まれた食、歴史に裏打ちされた文化などを体感するラグジュアリーな旅のスタイルを提案。趣味は、旅や食に関する本を集めることと民族衣装によるコスプレ。現在、朝日新聞デジタルで旅コラム「世界美食紀行」を連載中。ブログはこちら