【認知症予防最前線】(4-1)若い世代から高齢者まで患者数は増加 (1/3ページ)

2016.9.16 05:00

認知症予防の運動に取り組む高齢者たち。2025年には700万人、65歳以上の高齢者の約5人に1人が認知症になると試算されている
認知症予防の運動に取り組む高齢者たち。2025年には700万人、65歳以上の高齢者の約5人に1人が認知症になると試算されている【拡大】

 「団塊の世代」が75歳を迎える2025年。特に認知症患者も増加するため、医療や介護の必要性が現在よりも急増することが予測される。介護事情や社会保障制度の現状についてまとめ、さらには今からできる認知症予防対策について専門家に聞いた。

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 厚生労働省が発表した調査によると、65歳以上の高齢者のうち認知症を発症している人数は2012年時点で462万人。これは65歳以上の高齢者の15%であり、高齢者の約7人に1人の割合にあたる。2025年には700万人を超え、65歳以上の高齢者のうち約5人に1人が認知症を発症することになる。

 また厚生労働省による2010年「認知症高齢者の現状」によると、軽度認知障害の患者数は推計値で約400万人である。軽度認知障害とは、今は認知症ではないが放置すれば認知症になる可能性が高い状態のことをいう。認知症患者とあわせるとその数は862万人となる。認知症患者は高齢者だけとは限らず、働き盛りの若い世代に発症することもあるため、今後も認知症の人は増加することが予測される。

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