【認知症予防最前線】(4-3)食品の新たな情報キャッチし現場に取り入れる (1/3ページ)

2016.9.16 05:00

看護師・平田祐子氏
看護師・平田祐子氏【拡大】

  • もやし炒め、ハムエッグ、パンが、朝食の定番。夜は、みそ汁やおひたしなども作る。

 □看護師・平田祐子氏

 ■ちょっと変だと感じたら、早めの受診を

 ◆食事通じコミュニケーション

 現在は、入所者100人の施設に勤務しながら、地域の保健所で認知症の相談に対応したり、認知症の家族会をサポートしています。

 施設には50代から100歳まで、さまざまな年代の人が入所されています。育ってきた環境や認知症になった経緯は違いますが、皆さんにとって毎日の食事は何よりの楽しみです。だからこそ食事を通じたコミュニケーションがスムーズにできるように、また「その人が今、何ができるか」という視点から、食環境をデザインしていきます。例えば同じテーブルに座る人のご飯が気になるときには食形態を見直したり、白いごはんが見えにくい方には、黒い茶碗(ちゃわん)に白いごはんを盛り付けることもあります。

 認知症には、さまざまな症状があります。食べ物を食べ物として認識できず、時には左手でお茶碗を持ち右手でお箸を持つ動作すら忘れてしまう方もいます。そんな症状のある方に中鎖脂肪酸が含まれているソフトゼリーを食べ続けてもらったところ、以前のようにまた食事ができるようになったときには私もうれしくなりました。こうした食品に関する新たな情報もキャッチしながら、現場に取り入れる姿勢も大切だと思います。

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