【認知症予防最前線】(4-3)食品の新たな情報キャッチし現場に取り入れる (2/3ページ)

2016.9.16 05:00

看護師・平田祐子氏
看護師・平田祐子氏【拡大】

  • もやし炒め、ハムエッグ、パンが、朝食の定番。夜は、みそ汁やおひたしなども作る。

 ◆いつでも専門家を頼って

 現役ビジネスマンのみなさんの多くは、親の認知症は心配しても自分の認知症は関係ないと思いがちです。ただ、現場では若年性の認知症患者も増えています。心の健康は、体の健康にもつながります。ちょっと変だと感じたら、早めに受診することをおすすめします。もちろん家族や身近な人が認知症と診断されても、あきらめないでください。家族で懸命に介護をすることも大切ですが、本当に介護が辛くなる前に、日頃から疑問に感じたことがあったら、いつでも専門家である私たちを頼っていただきたいですね。ご家族の気持ち、ご本人の気持ちを尊重しながらサポートしていくのが、私たちの役割だと考えています。

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【プロフィル】平田祐子

 ひらた・ゆうこ 看護師、都筑ハートフルステーション療養管理部長。東京都立広尾看護専門学校卒業後、聖マリアンナ医科大学病院などに勤務。2001年医療法人活人会介護老人保健施設都筑ハートフルステーション療養管理部長となる。認知症ケア上級専門士。

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 □介護ブロガー・工藤広伸氏

 ■認知症である母の元気の源は、毎日の食事

 40歳のとき、子宮頸がんでアルツハイマー型認知症の祖母と、ピック病という認知症の母の介護が始まりました。東京から岩手県の実家まで500キロ。祖母は介護を始めてから1年後に亡くなりましたが、もうすぐ5年目になる母の遠距離介護は今も続いています。

 母は、同じことを何度も言ったり、薬の管理ができない症状はありますが、料理をすることは得意です。昔からレストランの味を家で再現できるほどの腕前だった母は、今も自分で台所に立ち、料理を作っています。凝った料理はできませんが、症状が落ち着いているのは、毎日の料理のおかげかもしれません。

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