また『世間の厳しさを知って、以前より前向きに働くようになった』『他社に転職してみて、退職理由となった不満が大したことではないと思えたようだ』などの出戻り社員自身の意識変革が見られるという声も。周囲からの反応が良好になった背景には、出戻り社員からの配慮を挙げる声もあった。『自己都合で退職したため、本人も立場をわきまえての復職となった。本人がそれを意識して、かつての部下にも”遠慮なく、指示してくれ”と一言言う配慮があった』というケースもあったようだ。
反対に「あまり良くない」と回答した人からは、『すぐまた辞めてしまうだろうというネガティブな話が聞こえてくる』『古くからいる社員(役職者)と顔見知りなので、特に若い社員からしてみれば同じ立場なのに煙たいようで、浮いてしまう』『既存社員のやる気に多少影響があった』などの意見があった。
■出戻り社員(再雇用)の受け入れを制度化している企業は9%

「一度退職した社員を再雇用する制度を設けていますか?」という質問には、「制度として設けている」という回答が9%に留まった。柔軟な働き方を支援するために、一度退職した社員がいつでも戻ってこられる環境を整えるため、制度化する企業が話題になっているが、まだ少数派と言えそうだ。