【江藤詩文の世界鉄道旅】古きよきアメリカ西部のカウボーイ グランドキャニオン レイルウェイホテル(1) (2/2ページ)

2017.1.8 18:00

ホテルのメインエントランス付近には、1923年製のシェイ式蒸気機関車の現物が展示されている
ホテルのメインエントランス付近には、1923年製のシェイ式蒸気機関車の現物が展示されている【拡大】

  • グランドキャニオン レイルウェイホテルのスタンダードルーム。クッションにSLがデザインされていたり、壁にはモノクロの鉄道写真など鉄道好きの心をそそる
  • ダウンタウンまで来てみたらこの人だかり。銃声の正体はこれだ。カウボーイが突然現れてパフォーマンスをするそうだ
  • ウイリアムズのダウンタウンには、まるでキューバのハバナかと思うほど多くのクラシックカーが集まっていた
  • 朝食後、客室に戻ろうとしたら展示されたSL機関車の横をこれから乗車するディーゼル機関車が通過して行った

 さて、“絶景”といえば必ず名前が挙がる米アリゾナ州のグランドキャニオン国立公園。鉄道ファンがグランドキャニオンを鑑賞するなら、そのために運行している観光列車「グランドキャニオン鉄道」と組み合わせたい。「グランドキャニオン レイルウェイホテル」は、その始発駅「ウイリアムズ」に隣接している。

 グランドキャニオン国立公園内にもホテルやコテージがあり、キャンプをすることもできる。長いバカンスをとる欧米人が鉄道に乗車する場合、乗車前日にグランドキャニオン レイルウェイホテルに泊まり、朝の列車でグランドキャニオンへ行き、公園内で2日~1週間ほど過ごし、午後の列車で戻ってきて下車後に再びホテルへ宿泊するパターンが多いようだ。つまり彼らはグランドキャニオン観光に1週間から10日ほどもかけるというわけ。「日帰りで往復する」と言うと驚かれ、「さすが日本人」と変に感心されてしまった。

■取材協力:ブランドUSAアメリカン航空

■江藤詩文(えとう・しふみ) 旅のあるライフスタイルを愛するフリーライター。スローな時間の流れを楽しむ鉄道、その土地の風土や人に育まれた食、歴史に裏打ちされた文化などを体感するラグジュアリーな旅のスタイルを提案。趣味は、旅や食に関する本を集めることと民族衣装によるコスプレ。現在、朝日新聞デジタルで旅コラム「世界美食紀行」を連載中。ブログはこちら

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