「睡眠時間6時間未満」は要注意 慢性的な寝不足の恐怖、将来の認知症リスクも (2/4ページ)

2017.4.8 16:02


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  • イラストレーション=中川原 透

 人は睡眠不足の状態になると、脳の一番外側にあり、情報を言葉に変換して記憶する大脳新皮質と、その内側にあり、五感と感情をつかさどる大脳辺縁系に変化が出てきます。

 まず、代謝・内分泌の機能が低下します。人は元気な状態を保つために、甲状腺、脳下垂体、副腎、脾臓など多数の内臓からさまざまなホルモンを分泌しますが、この分泌機能が低下すると、糖尿病や心疾患などの病気にかかりやすくなります。

 自律神経にも悪い影響を与えます。眠るとアドレナリンの濃度が下がり、新陳代謝が抑制されます。それにより自律神経の活動が弱まるため、人は休養をとることができます。眠らないでいると、アドレナリンの分泌量が上がったままになってしまい、自律神経を休める暇がなくなります。すると、血圧と血糖値が上がりやすくなり、糖尿病の原因になります。慢性的な睡眠不足が続くと、全身の多系統に影響が及び、狭心症や心筋梗塞などの虚血性心疾患も起こりやすくなります。

 メタボリックシンドロームにも繋がります。睡眠不足になると、食欲を促進する「グレリン」というホルモンが増加し、食欲を抑制する「レプチン」というホルモンが減少して、食事の量が増えてしまうためです。睡眠時間を削って働くハードワークのビジネスパーソンのなかには、朝食を抜き、昼はご飯も麺も大盛り、夜は脂っこいものをドカッと食べて、お酒を飲んで、さらにラーメンで締めるといった過剰な食欲で、とても太っている人がよく見られます。これは、睡眠不足による内分泌の乱れからきている可能性があります。

慢性的な不眠症が、将来の認知症にも

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