家計の現状を知るため毎月の支出状況を聞くと、「いくらくらいだったかな。年間の金額を12で割ると1カ月分の金額が出ますよね……」という感じで、月の支出を明確にわかっていません。家計表を作るには、1年分の支出額からイレギュラー支出を除き、12カ月で割って1カ月分に金額を出すというちょっとおかしな作業をしなくてはいけませんでした。
家計表を作ってみると、毎月の収支は赤字でした。
月によって波があるので毎月ではないかもしれませんが、毎月の支出の平均を出して1カ月の収支が赤字ということは、ボーナスで支出を補てんしているということになります。そして、そのボーナスは夏冬それぞれ手取り120万円ほどになるようですが、あまり残っていないので家計簿に反映されていない支出もかなりあるのだろうと推測できます。
「住居費0円」なのに毎月81万円支出は「当たり前」
毎月の支出をみると、相続したマンションに住み、住宅ローンもない(管理費と駐車場代しかかからない)にもかかわらず、全体的にかなりの額になっていました(月81万円)。
食費は食材にとにかくこだわり、価格が高めの高級スーパーでの買い物が多く、非常にお金をかけています。教育費は息子3人を私立に通わせている関係で高額になってしまうのはしかたないにしろ、携帯電話は家族5人全員が大手キャリアのスマホで、月の使用料がかなり高額です。生命保険は18年以上見直していませんでした。洋服代も「買っていないつもりだった」そうですが、実際には、使い過ぎの状況が浮き彫りになりました。自動車は個人リースが流行った時にリース契約をしていて、解約すると損をする状況だということで毎月5万円近くも出費していました。