できれば支出の割合が大きい自動車も見直したかったのですが、リース契約がまだ2年弱残っており、解約によるマイナスがかなり大きくなるので、契約満了まで現状維持することにしました。少し元手はかかりましたが、支出削減にはつながりました。
このように「手書き」で記録をしながら、毎月の支出を把握していくと、月の収入で暮らすことができていないことを実感できますし、行動を変えるヒントも得られます。奥さんもSさんの頑張りを見て、食費を下げるために高級スーパー通いを控えるようにしました。また洋服代をかけないように気をつけ、2紙取っている新聞のうち1紙は解約するなど、少しずつ支出削減に向けた行動がとれるようになってきました。
奥さんが少しずつ変わると、毎月の支出も「見直し後」の額で落ち着くようになり、次第に安定しました。月ベースで家計をチェックできると、1年間の支出の波がつかめますし、節約のしどころもわかります。
Sさんのご家庭は、毎月14万円ほどの支出が削減できたので、赤字分を差し引くと毎月11万円以上の余剰金(黒字)が出せる家計に変えることができました。まだまだ節約を努力すべきところはありますが、まずまずといったところです。
月の収入の中で赤字を出すことなく生活ができるとボーナスの減り具合も緩やかになり、半分ほどを貯蓄に回せたとすると、今のペースでいけば1年で250万円ほど貯蓄が見込めます。そうなると学費も何とか支払っていけそうです。