
ATM利用の手数料を見直す銀行が相次いでいる(写真と本文は関係ありません)【拡大】
取引活性化狙う
みずほ銀行は昨年12月、時間外手数料が無料となる優遇条件を、月末時点で預金残高10万円以上から30万円以上に引き上げた。一方で、25歳未満の学生や給与受取口座にすれば残高にかかわらず新たに優遇対象とした。広報担当者は「取引を活性化するのが狙い。若い世代へのアピールは、メインバンクとして長く利用してもらいたいため」と説明する。
三井住友銀行は昨年10月、預金残高10万円以上なら平日時間外の引き出し手数料を無料としていたサービスを廃止。優遇を受けるには、インターネットバンキングに登録した上で、預金残高30万円以上か住宅ローンの借り入れなどを条件とした。
三菱東京UFJ銀行は平成25年12月から、自行ATMの無料時間帯を午後6時までから9時までと3時間拡大。全ての利用者が対象で、土日祝日もこの時間帯は無料とした。一方で、提携先のコンビニATMの手数料が無料となる優遇サービスの条件を厳しくした。コンビニATMの利用増で同行の手数料負担が増えたことに対応したものだ。
一般銀行に比べて利用条件が良かったインターネット銀行でも、取引条件に応じて無料回数を設定するなど見直しが相次ぐ。