世帯年収は5000万円超 人も羨む「士業同士婚」の凄さ (3/3ページ)

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 夫の活躍を羨ましいなと感じることも

 子どもが2人に増えてからは、さらに家のことが大変になり、もはやワンオペではまわらなくなってきました。どうにもならないときだけ、オフィスにいる夫に電話をして、一旦帰宅してもらっています。

 仕事が大変なのに嫌な顔ひとつせず、むしろ私の愚痴を聞いてくれて。もう菩薩のような人ですよね(笑)。それだけでありがたくて、これ以上望むなんておこがましいです。だからこそプライベートではできる限りサポートしたいと思っています。

 時々、弁護士として仕事をしていた頃の自分が蘇ってきて、心のどこかで夫の活躍を羨ましいなと感じることもあります。復帰したくないと言えばウソになりますが、結婚も子育ても仕事も、全部手に入れるというのはすごく難しいことですよね。

 今は目の前の子どもたちと過ごすことが私にとっての最大の仕事です。いずれ弁護士業は再開したいと思っていますが、下の子がある程度大きくなるまでは、家にいて、夫が仕事に全力で集中できるような環境をつくりたいと思っています。

 (富岡 麻美 撮影=板橋 葵)(PRESIDENT Online)