子供の貧困 「世代超え連鎖」9割超 神奈川県意識調査 支援職員ら認識 (2/3ページ)

 「貧困状況にある子供で気になる点」については、「住居が子供の育つ環境として適切でない」が65・7%に上り、十分な教育を受けられていない(61・4%)▽体や髪が清潔に保たれていない(59・1%)▽食事を十分にとれていない(56・8%)-などが続き、医療機関にかかるのを控えている(32・7%)といったケースもあった。

 また、学校生活においても影響が出ており、「学校の授業についていけない」が68・6%を占め、引きこもりや不登校など学校になじめない(65・7%)▽いじめを受けた(42・2%)▽自傷行為をしたことがある(12・2%)-などとなった。

 ◆信頼関係構築に壁

 一方で、支援に当たって困難だと感じていることは、ほかに「保護者との接触や信頼関係づくり」(59・1%)や「周囲の理解」(24・8%)といった意見もあり、「現状を改善するため、子供にどのような支援が必要か」との問いでは「進学・就労の相談窓口や経済的支援」が51・5%で、学習支援(48・8%)や「子ども食堂」などの居場所確保(42・2%)などが続いた。