贅沢三昧の父子家庭 「デパートと外食」で月30万の非常識 (4/4ページ)

 そのほか、3人分で毎月5万円近かった通信費は、格安スマホに変えることで1万5000円程度に圧縮。趣味で注文していたビンテージワインの頒布会(商品が月々自宅に届けられる通信販売)も中止し、近所の量販店での購入に切り替えてもらいました。

 娯楽費は「娘たちにさみしい思いをさせていけない」という思いから、月2万円ほどかけていましたが、娘たちの年齢を考えて、「家族レジャー」の頻度は減らしてもいいと判断しました。

 「月5万円の赤字」を「月8万5000円の黒字」に転換

 こうした結果、毎月13万5000円ほどの支出を減らすことができ、「月5万円の赤字」は「月8万5000円の黒字」に転換しました。まだ削減できるところはありますが、第一段階としてはよく改善できたと思います。

 「月8万5000円の黒字」は貯蓄にまわします。年間100万円ほどになるので、長女が大学進学するまでに約300万円になる見込みです。それまでにさらに家計が改善できれば、もっと教育資金を増やせるでしょう。

 「お金を使う習慣」は、なかなか変えられません。傍目から見れば、ぜいたくと思えることも、本人には「当たり前」で「常識」。その価値観を根底からひっくり返すのは至難の業です。

 しかし、しっかりお金を残さないと、将来、ツラいのは自分たちです。教育資金、老後資金、住宅のリフォームなど、想定外の出費はどの家庭でも起こります。できることをできるうちに準備しておけるよう、油断せずにいきましょう。

 ▼【家計費コストカット額ランキング】

 1位:外食費 -4万円

 外食回数を月4回から月2回へ減らしコストは半額に

 2位:通信費 -3.3万円

 遅ればせながら家族3人のスマホ代を格安スマホに

 3位:被服費 -2.2万円

 デパートの「定価買い」をやめ、“プチプラ”ファッションに

 4位:食費 -2万円

 デパ地下のお総菜をやめ、近所のスーパーを利用。週末の「作り置きおかず」作りが父娘の結束を強める効果も

 5位:娯楽費 -1万円

 子どもを気遣い、娯楽費を多くとっていたが、年齢も上がり、それほど必要がないことが分かり半分に削減。

 6位:嗜好品 -0.8万円

 月8000円のヴィンテージワインの頒布会をやめ、近所の量販店での購入に切り替え

 7位:水道光熱費 -0.2万円

 つけっぱなし、出しっぱなしに気を付けてチリツモの2000円減

 (家計再生コンサルタント、マイエフピー代表取締役、ファイナンシャルプランナー 横山 光昭 写真=iStock.com)(PRESIDENT Online)