ここが違う、初対面で「好かれる人、嫌われる人」の話し方 「雑談で親しくなれる」は幻想 (4/4ページ)

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 これを補うのは表情です。顔でトクをしている人も、そうでない人も口角をあげるよう意識してみてください。終始笑顔でいる必要はないのですが「挨拶のときに笑顔を見せる」「会話の途中に笑顔を挟む」という二点を実行すると印象がよくなります。

【2】顎の位置

 顎をあげて話すと、相手は見下されているように感じやすくなります。やや顎をあげて話すのが癖になっている人はよく見かけるので、この機会に話しているときの顎の位置を確認しておきましょう。逆に、顎を下げすぎて上目遣いで話すと「取り入っている」「甘えている」といった印象を与えてしまうので注意。一度鏡の前でチェックすれば適切な位置を再現できます。

【3】アイコンタクト

 相手の目を見て話すのは基本です。しかし、視線の外し方については無頓着な人が多いと感じます。視線を合わせたままだと関係性によっては敵意や性的関心に繋がり不快感を与えてしまいます。目安として瞳は5秒以上凝視しないと覚えておくとよいでしょう。

 視線を外すタイミングがあまりにも早すぎたり、外す場所が遠すぎたりするとオドオドした印象になります。目だけでなくネクタイの結び目、顎、鼻先など、上手に視線を外しながら話しましょう。

 どんな人間かを把握されていない時期に、少ない情報から不利な判断をされないようにする。これが、人間関係が浅い時期の、最強の話し方なのです。

藤田尚弓(ふじた なおみ)

藤田尚弓(ふじた なおみ)コミュニケーション研究家
早稲田大学オープンカレッジ講師 株式会社アップウェブ代表取締役
企業のマニュアルやトレーニングプログラムの開発、テレビでの解説、コラム執筆など、コミュニケーション研究をベースにし幅広く活動。著書は「NOと言えないあなたの気くばり交渉術」(ダイヤモンド社)他多数。

【藤田尚弓の最強の話し方】はコミュニケーション研究家の藤田尚弓さんがビジネスシーンで活用できる会話術を紹介する連載コラムです。更新は月初木曜日。

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