“伝わらない”のは全て発信側に理由がある 「伝えるではなく伝わる」ように話すコツ (1/6ページ)

 コミュニケーションにおける「ちょっとしたミス」が原因で、大きなトラブルに発展することがあります。パナソニックシステムソリューションズジャパン部長の木部智之氏は、「そうしたミスの責任は、100%発信者側にある。『伝えた』だけでは自分の期待した成果は得られない。『伝わる』ことで、初めて結果が出るものだ」と言います。自分の伝えたいことを相手に正確に伝える「伝え方の3原則」とは--。

 伝え方が悪いと「時間」と「品質」を失う

 どんな職種、業界でも、ひとりで完結する仕事はほとんどありません。人と人とが関わり、チームや組織をまたいで仕事が進みます。

 そして、その際には必ずコミュニケーションが発生します。

 ごくごく簡単な仕事だったり、相手とツーカーの関係だったりする場合には「あ・うんの呼吸」で「あれやっといて」というレベルのコミュニケーションでも問題は起こりません。しかし、多くの仕事ではそうはいきません。

 ・関係部署、関係者が多い

 ・プロジェクト期間が長い

 ・仕事内容が、新規。あるいは複雑である

 特に、このような場合には、より一層コミュニケーションの質が仕事の成果を左右する重要な要素になります。

 コミュニケーションミスが起きた場合、私たちが失うものが2つあります。

 それは、「時間」と「品質」です。

正確に「伝わる」ことで、初めて結果が出る