仕事・キャリア

“伝わらない”のは全て発信側に理由がある 「伝えるではなく伝わる」ように話すコツ (4/6ページ)

 [原則2]「構造」を意識して伝える

 「昨日のあの件どうなったの?」と聞かれて、「最初にAさんに連絡して、そのあと担当のBさんに相談したんですけど、そこでクライアントさんからご意見をいただいて変更したら、今度は別の部署から意見をもらいまして……まだ決まってません」という答え方をする人がいます。物事を時系列で話してしまい、結論が最後に来るのです。

 ほかにも、「この話、なんだかわかりづらいな……」という場合、よくよく深掘りして聞くと、2つ、3つの違う話が混ざっていることが多いものです。例えば「関西地区の売上ってどう?」と聞かれたとき、「関西地区は残念ながら下がってきています。また、福岡県や愛知県も下がってきています。一方で、客足が最も伸びているのは横浜です」と答えたら、相手は混乱しますよね。

 「自分は大丈夫だ」と思っている人も多いですが、会議などのプレッシャーが大きい場面ほど、このような話し方をしてしまう人が多いようです。

 これは、話す側の人が情報を論理的に「構造化」できていないために起こります。

 論理的に話をすること--これは世界共通のビジネスルールです。いくら英語がうまくても、論理的に話ができなければビジネス上のコミュニケーションは成立しません。それは、日本人同士の日本語での会話でも同じです。

 「昨日の件、どうなったの?」と聞かれたら、「まだ決まってません。なぜならば……」と結論から話すだけで伝わり方は格段に違います。そのように話すためには、物事を「構造化」して捉えることが重要なのです。

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