
土砂崩れが発生した広島県熊野町の現場では、行方が分からない人たちの捜索作業が続いた=9日午後(本社ヘリから、鳥越瑞絵撮影)【拡大】
総務省消防庁によると、9日午後5時半時点で避難所に身を寄せている人は15府県の計約1万1千人。避難指示・勧告の対象はピーク時の約630万人から大幅に減ったものの、約99万人に上っている。
9日午後も、広島県東広島市や倉敷市真備町地区などで複数の遺体が新たに見つかったほか、愛媛県宇和島市の土砂崩れ現場で女性(71)が見つかり、死亡が確認されるなどした。
5日以降の各府県まとめでは、死者は広島47人、岡山36人、愛媛25人、京都4人、山口、福岡各3人、兵庫、鹿児島各2人、岐阜、滋賀、高知、佐賀各1人。