真備町地区の主婦諏訪香代子さん(67)は「避難指示を伝える防災無線が複数のスピーカーで流れ、音が重なり聞き取れなかった。スマートフォンを持たない高齢者は通知を把握できずに逃げ遅れたのでは」と話した。
広島県では200件を超える土石流やがけ崩れが発生し、身元が判明した死者82人のうち、土砂災害関連で亡くなったケースが8割に上る。60歳以上は49人、10歳未満の子どもは2人だった。
愛媛県でも、宇和島市や松山市沖の離島、怒和島などで土砂災害が60件以上発生した。身元が分かった死者11人のうち5人が60歳以上、3人が10歳未満の子どもだった。