【視点】ライフワーク副業は地方の救世主 都心の高度人材還流で活性化 (2/3ページ)

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 その活躍の場はどうやら地方にあるようだ。というのは、多くは都会の大企業に勤めており、地方経済の疲弊ぶりを聞くと、磨いてきた最先端スキルを使って活性化に貢献したいという意欲がかき立てられるからだ。ふるさとに戻ったり、行ったこともない地方へのあこがれだったりもある。

 こうした動機を探していたライフワーカーに打って付けのプラットフォームとして注目を集めているのが、人材紹介などを手掛けるグルーヴスの「スキルシフト」だ。地方企業が抱える課題に、都心で活躍する高度人材が副業で応える仕組みを構築、業務を任せられる高度人材を求める地方企業とのマッチングに効果を発揮している。

 地方の中小企業が地元で求人情報を出しても、求めるスキルを持つ人材を得るのは難しい。かといって都心の大企業で働く高度人材を引っ張ってくるほどの報酬・待遇を提示できるわけでもない。しかし「都会での生活やキャリアを捨てなくてもいい副業なら可能だ。しかも月額数万円で力を貸してくれる」とスキルシフトを発案し運営する同社の鈴木秀逸CSV事業推進マネージャーは指摘する。

 本業の合間を縫ってわざわざ地方に出向くだけの魅力、言い換えると動機があれば喜んでスキルを提供するというのだ。スキルシフトで副業を見つけた一人は「自分のキャリアが力になれると感じたから」と語る。「お金ではなくスキルアップ。将来につながる絶好の機会ととらえた」という人もいる。このように多くの人が副業先に選んだ理由としてスキルアップ、起業の手伝い、地方創生などをあげる。

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