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さらに米国内外の協定大学での留学を希望することもできる。その他の学科も希望すれば、短期・長期の留学が可能だ。昨今、半年から1年の海外留学を義務付けている大学は増えているが、昭和ボストンに通う学生は、必ずしも受験する段階で、この制度を知っていた人ばかりではなく、入学が決まってから「有り難い制度と感じた」という。
「ここ(昭和ボストン)に来る学生は、初めて海外へ行く人も、初めて共同生活(寮は2人、もしくは4人部屋)をする人も、初めて親元を離れる人も少なくありません。英語の上達はもちろんですが、人間としての成長ができることが、ここでの目的の一つでもあります」(フランク・シュワルツ昭和ボストン学長)。
学長の期待通り、学生たちは初めての異国での共同生活で、問題に直面しても、それぞれが自分で納得し、乗り越えてきた様子が垣間見られた。一見、何事にも受け身のように見えるが、困難な状況があれば、主体的に取り組む素質は持っている。
ただ、留学期間延長や協定校での研修を希望するか聞いてみると、「これ以上、(経済的に)親に負担をかけられない」「就職活動のことを考えると、資格もいろいろ取らないといけないし、これ以上はいられない」という。これが今の学生が置かれている現実でもある。