“寝かしつけ”の大きな味方! 「絵本プロジェクター」が脚光 ストレス軽減で育児楽しむ (3/3ページ)

タカラトミーの「天井いっぱい!おやすみホームシアター」(希望小売価格7538円)。ディスク状のフィルム(手前)を内蔵のLEDライトで照らし投影する
タカラトミーの「天井いっぱい!おやすみホームシアター」(希望小売価格7538円)。ディスク状のフィルム(手前)を内蔵のLEDライトで照らし投影する【拡大】

  • ライブエンタープライズの「おそらの絵本」(本体・希望小売価格1944円)はスマートフォンに装着できる手軽さで人気がある
  • 「ドリームスイッチ」を開発した土屋貴由さん

 リクルート発行の「ゼクシィBaby 妊婦のための本」の尾花晶(おばな・あき)編集長は「1人で育児に向き合っている母親は少なくない。テクノロジーを使った育児アイテムをうまく利用することでストレスを軽減し、余裕を持って子供と接することができるようになる。育児を楽しむ手助けにしてほしい」と話している。

 ■子育て世帯の3割、「30分」

 子育て世帯は寝かしつけにどれくらいの時間を費やしているのだろうか。情報サイト「マイナビニュース」が昨年7月、子育て中の女性151人にアンケートを行い、最も長くかかったケースを尋ねたところ、「1時間」という回答が最多で34.4%に上った。次いで「2時間」が19.2%、「1時間半」が10.6%と続いた。「3時間」との回答も6.6%あった。

 ただ寝かしつけにかかる平均時間では、「30分」と答えるケースが最も多く32.5%。次いで「15分」(18.5%)、「10分」(14.6%)と続いた。