
大規模な崖崩れが起きた吉野地区に続く車道235号=6日朝、北海道厚真町(杉浦美香撮影)【拡大】
千歳市内にある新千歳空港は、ターミナルビル内で多数の水漏れが発生。駐車場とビルを結ぶ連絡橋の損傷などもみられ、空港事務所によると、再開のめどは立たないという。
「ドーンという音と衝撃のあと、経験したことのない横揺れが襲ってきた。壁に手をついて踏ん張んばって揺れに耐えた」。JR千歳駅付近のアパートに住む男性(57)は、揺れの瞬間をそう振り返った。
寝室内の棚の上の段ボールや、テレビが落下。食器棚の引き出しがすべて飛び出した。揺れは「2、3分は続いたように感じた」といい、約5分後に停電。真っ暗な中、手さぐりで職場に急ぐ準備をしたという。
千歳市内の道路でも幅10センチ程度の亀裂が複数できていて、震度6強を観測した安平(あびら)町へ向かう道路は信号が消えているという情報もある。市内に住む公務員の男性(52)は「道の凹凸のために車が何度もガタガタと揺れた」と話している。
安平町内の陸上自衛隊安平駐屯地によると、町役場からの要請を受け、停電中の町内の病院へ発電機を運んだという。駐屯地の担当者は「町の職員によると、負傷者がだいぶ出ているようだ」と話した。