定額制ブームがグルメにも コーヒー月3000円、ラーメンは8600円 (1/4ページ)

コーヒーマフィアでは、定額の会員コースが好評=東京都新宿区(油原聡子撮影)
コーヒーマフィアでは、定額の会員コースが好評=東京都新宿区(油原聡子撮影)【拡大】

  • ラーメンの味付けを変えて楽しむ人も多いという=東京都港区の野郎ラーメン新橋駅前店(油原聡子撮影)

 電子書籍の読み放題や音楽の聞き放題などさまざまな分野で定額制サービスが展開されるなか、コーヒースタンドやラーメン店など飲食業界にも定額制が広がりを見せている。消費者にはお得感がある一方、店側は常連客の獲得につながると期待しているようだ。(油原聡子)

 定額制カフェの先駆けとして知られるのが、平成28年に東京・西新宿にオープンしたコーヒースタンド「コーヒーマフィア」だ。月額3千円(税込み)の会員になれば、「1回の来店につき1杯のコーヒー」が何度でも楽しめる。

 西新宿店近くのオフィスビルに勤める会社員の男性(32)は4月から月額サービスの会員になった。1日に3~4回は利用するといい、「以前は自販機で毎日数百円使っていました。今は、月3千円でおいしいコーヒーが飲めるので便利です」と満足げだ。

 もちろん、企業側にもメリットがある。同店を運営する「ファビー」の広報、加納美優子さんは「ランチや夜間のバルに来店いただくきっかけになります」。スマートフォンのアプリが会員証なので、来店頻度のデータなどが蓄積される。「スタッフとお客さまが顔を合わせる機会が増えるため、新商品がお勧めしやすくなります」と加納さん。

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