仕事・キャリア

人を辞めさせずに成長させる 「マック&ユニクロ」の現場で培った人財育成 (2/3ページ)

 「アルバイトに感謝していますか?」「褒めていますか?」という質問が講師からあり、私はハッとしました。アルバイトに感謝していない、褒めてもいない。

 私自身は『評価をされたことが嬉しくて、アルバイトを続けていたのに…』と、過去の体験やこの研修内容が自分を変える出来事となり、同時に人財育成と評価がどれだけ重要かということを認識できた時でもありました。

 店長時代を過ごした後、スーパーバイザー・統括マネージャー・営業本部と現場を渡り歩きました。

 その後、マクドナルドはサテライト戦略を打ち出し、年間300店舗の出店計画がありました。そのためにはスウィングマネージャーと呼ばれる、店長業務の一部を代行できるアルバイトリーダーを早期育成することが急務であり、研修の仕組みづくりを行うために、1998年にハンバーガー大学の学長に就任しました。

 その後、ユニクロを展開するファーストリテイリングに転職。「ユニクロ大学」部長に就任し、マック時代の経験を基に研修カリキュラムの制定やマニュアルのDVD・ハンドブックの作成等に携わりました。

◆サービス業の未来を考え、社会を明るくしたい

 ファーストリテイリングの退職後もサービス業に従事し続け、今後も現場主義を貫き通していくつもりでした。そんな中、2011年の東日本大震災による景気状況の悪化で、サービス業全体の活気が一気になくなってしまいました。

 私は長年の現場経験とマクドナルド・ユニクロで教育の仕組みづくりに携わった経験を活かして「業界全体の活気を取り戻し、サービス業の発展に貢献したい。そしてサービス業の未来を変え、社会全体を明るくしたい」と考えるようになりました。

 その想いからBCホールディングス株式会社代表の笠井大祐と共に、2012年4月に株式会社ホスピタリティ&グローイング・ジャパンを設立。

 サービス業に特化した定額制研修サービス「グローイング・アカデミー」を中心に、人事評価制度・企業内大学の構築、従業員満足度調査、新卒研修等、サービス業界の発展に繋がるサービスを展開しています。

 弊社のお客様の課題は人不足に関するものがほとんどです。

 昨今、少子高齢化による労働人口の低下に伴い、有効求人倍率が高水準を記録し続け、人が採れない時代が訪れています。

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